本日はドローンを使った屋根診断、のお話です。

近年、多くの会社さんがドローンを用いて屋根診断をします。プロタイムズ宇都宮鶴田店でもドローンによる診断を導入しており、わたくし高橋も日々ドローンを操縦しています(おそらく鶴田店で一番の腕前です☺)

ドローンによる診断は増えているといっても、あちこちで良く見るものではないため、ドローンを飛ばすとお客様だけでなく近隣の方々も見に来られることもあります(笑)

お客様とリアルタイムで屋根の状態を見ることが出来るのはドローンの大きな利点だと思います✨

状態も説明しやすいですし、お客様からの「あの辺が見たい！」にお応え出来るのでとても便利です。

↑真上から撮影すると、どこに苔が発生していてどこが色あせているのかよく分かるのもGOODポイントです

ドローンを使うのはなぜ？

さて、屋根に登って診断ってしないの？というお声もあります。が、実はドローンが導入されている背景には労働安全衛生法などの高所作業に関する法律の改正があります。

簡単にお話しすると、

・はしごを使用する際は上部・下部を固定しましょう、困難な場合は他の作業員が下で固定しましょう(つまり2名以上で高所作業をする)

・高所作業の際には「墜落時保護用」のヘルメットを着用しましょう

・高さ2メートル以上の場所での作業の際は作業床を設けましょう

・作業床が設けられない場所では「フルハーネス型の」墜落制止用器具を用いましょう

などがあります。

ちなみに、一般的な2階建ての戸建て住宅は大体6～8メートル程あります(意外と高いんです！)。

そこに屋根の診断だけのために足場をかけるのは厳しいですし、ハーネスを装着してもそれを固定する場所もありません…ということで登らずとも状態を見ることの出来るドローンが重宝しているという訳なんです。

屋根を傷つけない！

そして、タイトル通り、ドローンでの診断でよかったポイントとして屋根を傷つけたりせずして、そのままの屋根を見ることが出来る、ということもあります。

(なかなかいないとは思いますが💦)万が一屋根に登った業者さんが屋根材を踏んで割ってしまったら…そしてそれを「元々割れていましたよ」と報告されてしまったら…下にいる私たちはそれを鵜吞みにするしかないですよね(´；ω；`)

そういった誤った診断や不正を防ぐためにも、そしてあらたな破損箇所を生まないためにも、直接手を付けずに見られるドローンは安心かなと思います。

↑こちらもドローンで撮影しました

こんなに傷んでいる屋根に乗られたらさらに破損しそうですよね😓💦

で、ちゃんと診断出来るの？

人の目で近くでしっかり、屋根に直接乗ったような診断に比べて、ドローンってちょっと不安ですよね…

確かに、足場をかけてみて初めて劣化状態に気が付いて追加工事を行う事例もございます。しかしそのような事例がいくつもいくつもあるわけではないですし、屋根にちゃんと乗って診断しても見抜けないこともあります。屋根に乗る・乗らないにかかわらず、足場をかけてから何か症状があった場合には施工の方法や工事の進め方についてきちんとご相談致しますのでご安心くださいませ。

上記のようなことを減らすためにも、プロタイムズ宇都宮鶴田店ではドローンでじっくりと診断させていただいています。

また、雨漏りのご相談でしたら点検口からの調査も行っております。